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桐光学園コース

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内申点は推薦での大学進学を考えている生徒にとっては非常に重要です。
桐光学園高校は早慶、GMARCHをはじめとした大学の多くの推薦枠を持っており私立大学を志望するⅡコースの生徒へ優先的に枠を付与します。
Ⅱコースの中でも内申点がいい順に枠が決まっていくので内申点を取れていないと致命的なことになります。

では、どのようにしたら内申点が取れるのか。
もちろん提出物をしっかり出すことは言うまでもありませんが桐光学園の基本方針はあくまで学力による実力主義です。
定期テストで高得点を取れば提出物を全く出さずとも評定5をもらうことができます。
学校自体が成績を甘く出しがちなので生徒間で成績がインフレ状態となっているのが実情ですが5を確実に取るにはテストで80点以上(75点以上でも可)、提出物を全て出すといったことが必要になります。
中学から在籍している場合は日々の小テストの成績も大きく加味されるので怠ってはいけません。

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受験勉強で最も大切なのは自己分析だと思います。
自分が各科目に対してどのくらいの勉強時間を割いているのか、苦手な単元はどこか、志望校合格に何が足りていないのかといったことを徹底的に洗い出す必要があります。
自己分析を十分に行わないと勉強時間をいくら増やしても成績が伸びずメンタル面に大きな影響を及ぼします。
そのような事態に陥らないようにするためにも模試の成績や学校でのテストはしっかりと分析し効率的な勉強を心がけましょう。
言うまでもないことですが、以上のことはあくまで勉強時間が十分に確保されているのが前提となっています。
勉強時間の絶対量が足りなければ、どうしようもないので勉強時間不足を自覚している人はそこから改善しましょう。
登下校の時間や朝のホームルーム前、昼休みなどなど勉強に使うことのできる時間は実はいたるところにあるので積極的に活用していきましょう。

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1_eng

英語の授業は英語表現とコミュニケーション英語の2つに分けられます。
前者は基本的に文法を学ぶことがメインでNextStageとVisionQuestといった文法書を用いて授業がお紺われます。後者ではNewTreasureという教科書テキストを用いて主に長文読解といったことをやっていきます。
基本的に高校入学時に購入するNextStageを高校3年間で完璧にすることが求められます。高1のうちはイディオムをひたすら覚えなければなりません。
特に高1夏休みの英語課題はイディオム200個だけといった感じです。
そして高2以降に文法、語法の単元が多く長期休みの課題となります。学年にも拠るのですが、高1時は音読英単語入門編、高2時はキクタン英語advanced6000(またはシステム英単語)といった単語帳を利用します。
英語表現のテストはイディオムを暗記するという単調な作業を繰り返していれば満点に近い点数を取ることが出来ます。
基本的に記号式の文法問題で数題英作文があるという感じです。
コミュニケーション英語のテストは教科書テキストの長文が入試問題形式の設問で出題されます。(接続詞等の穴埋め、整序英作文、和訳、英訳、内容正誤、誤文訂正など)基本的に教科書を繰り返し読むだけで大丈夫です。
2つの英語の授業両方で扱う英作文の参考書もあります。
これも学年の英語主任によって異なるのですがほとんどの学年はドラゴン・イングリッシュ、ユメサク(夢をかなえる英作文)、欲張り英作文のうち2冊を使います。
ひたすら英文を暗記するだけです。
テストでは和文のみが出され覚えている例文を書き写していくだけのことです。
桐光学園はかなり暗記傾倒で英語を教えるので個人個人でもっとも覚えやすい効率的な勉強法を見つけていくことが肝要です。

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教科書は最もスタンダードな数研出版のものを使っています。
高1の間は教科書傍用問題集としてサクシード(または4step)を、高3になると練磨というハイレベルな入試問題を多く取り扱っている問題集を用います。
文系理系で分かれることのない高1のうちは基本的に標準的な問題(サクシードB問題、青チャート星3レベル)が多く出題されます。
高2になると文系と理系の間に大きな差が出てくる問題となります。
文系のレベルは上述のものと大差ないのですが、理系のレベルは跳ね上がり定期テストに難関大学の問題が出てくるようになります。
文系は基本的に標準的な問題を抑えるだけで高得点が望めますし、理系は1対1対応の演習という問題集を普段から解いていると多少難しくても高得点を取ることが出来ます。

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現代文は上級現代文という参考書と国語科で作ったプリントを中心に授業が行われており、かなり高度な内容を扱うことが多いです。
最も大切なのは当たり前ですが授業で解説を集中して聞くことです。
自習だとやはり自分の主観的解釈に走りがちなのでしっかりと先生の客観的な解釈を聞いて自習の際にその内容をほかの人に説明できるくらい理解していけば自ずといい成績が取れるはずです。
漢字の書き取りと意味選択問題が毎回10点分出題されるので学校配布の入試頻出漢字を勉強しておくことも追記します。(漢字の点数が悪いと書き取り課題が出されることがあります)
古典に関してはまず頻出古文単語400という古文単語帳から1回のテストで100個ずつ出題範囲にされます。
古文単語帳には1つの単語につき3、4の意味と例文があり、1つの単語につき1つの意味という形では出題されないので注意しないといけません。
例文における傍線部の単語の意味を以下から選べというのが問題形式になります。
古文の助動詞とはじめとした文法知識、漢文の句法や漢字の意味といったことも出題されます。古文漢文ともに使う文法書は京都書房の出している古典文法と漢文学習必携です。
これらの参考書類で扱う文法項目の理解度、暗記度を教科書の文章から問われます。

高2になると毎回テスト範囲に授業で扱った教科書+αでセンター試験の過去問3回分含まれます。
センター試験の国語は難易度が高いので2週間前からスタートし空いている時間に先生に質問しに行くなどをしっかりとしないと悲惨な成績となります。
定期テスト自体、生徒が十分に勉強しているのが前提となって作られているので、内容を覚えていないと東大合格レベルの学力にあっても確実に解き終わらせることが出来ません(これは実体験です)

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高校1年の段階では社会科は世界史(週3)と現代社会(週2)を全員必ず履修します。
国立文系志望の2年生になると日本史(週3、4)地理(週2、3)世界史(週1)の3科目を全員履修します。
3年になる際に世界史と日本史のいずれかに主選択を決め、副選択に地理、倫理政経のいずれかを選びます。
副選択では9割近くの生徒が地理を選択します。
倫理政経は倫理と政経の双方を勉強しなくてはなりませんが高3で行う授業は片方しか取り扱いません。
放課後に開講される講習で残りの片方を勉強することになりますが、講習があると自習学習時間が多く割かれてしまうので基本的に避ける生徒が大半です。
しかし地理に極端な苦手意識を持つ学生は高2の段階から倫理政経を独学で学ぶことで講習を取らずにセンター試験本番に間に合わせています。

世界史
教科書は山川出版のオーソドックスな詳説世界史を、資料集は第一出版のものを用いています。
桐光学園文系は基本的に早慶看板学部を目指す生徒が多いので高1の段階から板書には最難関私立大学でしか出題されないような用語が数多く並びます。
板書の内容をしっかりと覚えるだけでMARCHレベルはかなりの余裕をもって受験できることは保証できます。
その反面、毎回の定期テストの難易度がかなり高いものとなります。
イメージとしては範囲を指定されて難関私大の世界史の問題を解いている感じです。
記述問題も一定数出ますが、しっかりと因果関係を考察しながら学習することができていれば特に問題なく対処することが出来ます。

地理
高校2年から学年の大半が地理を授業で学習しますが得意意識を持つ学生は皆無なのが実情です。
地理で学ぶ最初の単元は地形図や大地形、小地形といったような抽象的な概念で多くの生徒が拒否感を覚えます。
本来、学校の先生がそのような抽象的な概念を具体化し生徒に苦手意識を植え付けないようにしなければならないのですが、残念ながらそれが十分にできていません。
先生によって多少の微差は出るものの基本的にはプリント穴埋め形式の授業が行われます。
世の中の多くの人が経験したことのある授業形態ですが、授業中寝てしまい授業が終わってから他の生徒に見せてもらってまとめて穴埋めをしてしまうという典型的な悪い授業の受け方が広まっています。
当方、先述のαコース出身なのですが成績優秀で選抜されたコースであるにも関わらず、多くの生徒が地理の授業で寝ており授業として十分なものとは言えませんでした。
そうなると生徒たちはこぞって地理選択から逃れようとしますが先ほど述べました通り、倫理政経選択はさらに事態を悪化させてしまう可能性があるため渋々地理を副選択するという学生が大半でした。
学校から配布される合格者体験記に挙げられている好評な地理の参考書を用いて自力で勉強すると生徒が多い印象でした。
学校が出しているセンター試験の平均点を確認すると歴史科目と地理の平均点には約10点ほどの差が例年出ており、この学校の地理指導力の限界が垣間見えると思います。
学校の定期テストで高得点を出すには学校配布の教科書(帝国書院)とプリントの細かい用語やデータブック・ザ・ワールド(統計データ集)のデータを覚える必要があります。定期テストのレベルはかなり高いです。
地理をセンター試験以外で受験するのは東大受験生や早慶を地理受験する学生(全国で数パーセント)くらいです。早慶地理受験以外では絶対に出題されることの無い用語や地名が多々出題されるので一般的な受験生の入試において実用的とは言い難いです。
推薦による大学進学を考えるのであれば、あえて地理を選択する必要はないように思います。

 
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桐光学園についてつらつらと書き連ねてきましたがこれが2017年卒業生が見たこの学校です。
かなり詳しく、外部の方には知り得ない情報をできる限り盛り込んだつもりです。
どの学校でもそうですが学校の良いところ、悪いところというのはありますし、それが相対的なものであることも補足的に注意しておきたいです。
みなさまの進学や学習において少しでもお役に立てれば幸いです。

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もし現在、成績が思うように上がらず、日々の学習状況がしっかり確立できていないようでしたら、今後の定期テストや進級・進学に影響が出る前に、できるだけ早めにしっかりとした対策を行うことをお勧めします。

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