桐光学園コース
桐光学園は神奈川県川崎市麻生区(小田急多摩線栗平駅)に位置する学校です。その大きな特徴は学校としての規模の大きさです。桐光学園中に在籍するのが約1200人、桐光学園高に在籍するのは約1800人となっており中高合わせると約3000人にもなるという全国でも有数の規模を誇ります。
校則は少し厳しい程度で携帯持ち込みには許可証の提出が必要だったり学校指定カバンの持ち方に注意が入ったりといったレベルです。
非常時以外で携帯の利用が先生にみられると即没収のうえ、反省文を書かされるということもあります。
進学指導については学校全体でかなり力を入れており放課後の講習等がとても充実しています。
年3回行われる実力テストの成績結果をもとに中学3年になる際、選抜コースであるSAコース、普通コースであるAコースにクラス分けされ各々の学力に会った環境で学ぶことができます。(高校入学の場合は入試の成績を基にAコースとSAコースでクラス分けされます)
SAコースに入るには学年で上位100人以内に入る必要があります。
高1秋に文Ⅰコース(国立文系)、文Ⅱコース(私立文系)、理Ⅰコース(国立理系)、理Ⅱコース(私立理系コース)の4つのコースの中から選択を行い、国立大学を志望するⅠコースでは成績上位者によるαコースが文系理系それぞれに設置されます。
αコースはSAコースからさらに選抜されたコースであるためクラスのレベルとしては都立日比谷高校や県立横浜翠嵐高校といった最難関公立校に引けを取りません。
毎年、東大をはじめとした旧七帝大、早慶に現役合格する生徒の大半はαコースから出ると言えます。
クラスの大半が国公立大学、早慶に合格するレベル感ですので多くの生徒の目標はこのαコースに入ることとなります。
1年生から2年生になる際、2年生から3年生なる際の計2回クラス替えがありαクラスの中から毎回数人が入れ替わります。
αコースでない生徒からも、もちろん旧七帝大や早慶に合格する生徒はいますが1クラスあたり合計3、4名といったところです。
学年の7割近くがGMARCHのいずれかに合格しますので全体の平均レベルとしては大学入試での偏差値60前後といったところでしょうか。
桐光学園中学の大きな特徴として挙げられるのはテストの多さです。
ほぼ毎日のように5科目の中から小テストがホームルームで課されるのに加えて、上述の実力テストが年間3回、定期テストが年間4回、各種学校で受験する模試が2、3回という量でテストを受けなくてはなりません。
中学3年になる際にSAコースとAコースのコース分けがありますが高校に上がる際にも成績に応じてコースが再編されます。
中学入学の生徒も桐光学園高校の入試問題受験が課されます。
この成績が高校入学時のコース再編に用いられるのです。
従ってこのテストに備えるため多くの生徒が中3夏前後で部活動を引退します。
中高一貫校の多くは部活動の引退が高2、高3までないのですが、これは桐光学園中学の大きな特徴です。
桐光学園のカリキュラムにおいて中学入学の生徒と高校入学の生徒でどのような差があるのでしょうか。
同学年での知り合いの数が違ったり先輩と仲良くなれる等の人間関係的なメリット以外に大きなものは1つしかありません。
数学の進度です。
理系は言うまでもなく、東大や一橋といった最難関国立大学を志望する文系の学生たちにとって数学は入試の結果を左右するといっても過言ではありません。
桐光学園中学では公立中学が中学3年の冬に終える中学数学の範囲を中3夏前に終えます。
以降は高校数学の先取り学習を授業で行います。
高校数学に早い段階で入るアドバンテージは高校3年の夏まで影響します。
高校数学を高校入学の生徒より早い段階で終えることができるので演習時間が多く用意されており数学の力を長い時間をかけて伸ばすことが出来ます。
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